nodeのインストールその前に

nodeってなんだ?という説明をインストール前にしておきます。

すでにcomposerというパッケージマネージャをインストールしたと思いますが、PHPとcomposerの関係にとても似ていると思ってください。

 

composerはPHPのパッケージを管理し、composer.jsonというファイルに書かれたPHPで必要なパッケージの情報をもとに自動でインストールしてくれます。使うときはシェルからcomposerのコマンドを使います。自動でダウンロードされたファイルはvendorというフォルダーに格納され、普段このフォルダーを触ることはありません。またcomposer.jsonとcomposer.lockという2つのファイルを共有すれば、同じパッケージ構成を他のPCで自動構築してくれます。

 

nodeはJavaScriptをブラウザーの外で使うためのプログラムで、npmというコマンドでJavaScriptのパッケージを管理します。npmはnodeのインストール時に一緒にインストールされます。

PHPが入っていないとcomposerが動かないのと同じようにnodeが入っていないとnpmも動きません。
composerのJavaScript版がnpmと思ってほぼ間違いありません。

npmもpackage.jsonというファイルに書かれたJavaScriptで必要なパッケージの情報をもとに自動でインストールしてくれます。使うときはシェルからnpmのコマンドを使います。自動でダウンロードされたファイルはnode_modulesというフォルダーに格納され、普段このフォルダーを触ることはありません。またpackage.jsonとpackage-lock.jsonという2つのファイルを共有すれば、同じパッケージ構成を他のPCで自動構築してくれます。

 

 

これらのパッケージマネージャーを使うことにより、開発環境ごとのパッケージのバージョン管理や依存関係にあるパッケージを自動化し、インストール(環境構築)をトラブルなく設営することが可能になります。

特にVIEWを担当するというデザイナーの分野にインターフェースの構築がありますが、JavaScript無くして構築できないほど、今では当たり前のように使われています。単に見た目が作れるというレベルでは太刀打ちできない状況です。
そして、JavaScriptの使用はデザイナーの範疇にあると思っていいと思います。
ただ、複雑なコーディングをするのは学習時間を無駄に浪費するだけです。そもそもデザイン分野の方は、プログラムにめっぽう弱く、アレルギー反応を持たれている方も多いと思います。
そこでJQueryなどのライブラリー(パッケージ)が発達し、複雑なコードを書かずとも様々な表現が、簡単に設置できるようになってきた歴史があります。
node及びnpmはこれらのパッケージを簡単にインストールや管理をやってくれるものと理解し、習得することにより、スキルアップにつながると思います。