スーパーマーケットの品格
最近のこまごました毎日の買い出しはもっぱら『ルミエール』になった。
元々は近くのPRO用スーパーで済ましていたのだが、野菜類の高騰の報道があった数日後から一気に値段を上げたので今はいかない。
そもそも、このPRO用スーパーはフランチャイズで、多分ここの店舗も個人オーナーと思われる。野菜についてはセビアに丸投げ状態。
そんな中、鳴り物入りでオープンした『デパ地下のルミエール』なのだが、売り場に店長やバイヤーの意気込みを感じる素晴らしい店舗だ。
そもそもスーパーマーケットというのはどこも同じではなく、それぞれのポリシーで棚を作っていると思っている。
マルショクさんはどちらかというと昭和な感じで野菜にしろ肉にしろ量の多いものを安く売る。大家族で食費を押さえたい家庭向けの売り方。
西鉄グループさんは廉価な物から高級なものまでそつなく、品ぞろえするオールラウンダー。
イオングループは西鉄さんほど幅広くはないものの、質と価格のバランスの良い自社ブランド商品を軸に展開している。
マックスバリューの醤油売り場で無添加の醤油を探したらキッコーマン製とトップバリュー製のみだった。
ハローデイさんはどちらかというと、高級志向寄りの品ぞろえ。
そして、Aプライスやファディは母体の商社のノウハウを駆使して、スーパーの枠を超えて業務をサポートしてくれる。棚にない商品をメーカー探しから、サンプル取り寄せまで親身になって相談に乗ってくれる。
そしてこの『ルミエール』は売り場の隅々に凄みというか店長の意気込みを感じる。
玉ねぎ一つとっても、佐賀のB級もあるが淡路産もある。
調味料も醤油一つとっても地元のブランドからナショナルブランドまでそろっている。
品ぞろえが抜群に良いのである。
そして、店内レイアウトのわかりやすさはここら辺のスーパーの中でナンバーワンと思う。
生鮮から総菜、冷凍食品、インスタント食品、調味料、乾物、となだらかに各シマがグラデーションを奏でるように並んでいる。雑貨も食品売り場に近いところから台所用品を配置。
『どこに何がある』というのが直感的にわかるのである。
正直、郊外のルミエールに行った時にはそんなこと感じなかったが、さすがに鳴り物入りでオープンしただけあり、社内でも凄腕が配属されているに違いない。
レジ係に「こんな商品置いてほしいんだけど」と愚痴をこぼした時も、さっとメモを取り出し詳しく質問され、「店長と相談します」とまさに神対応。教育ができているとしか言いようがない。
ルミエールは侮れない。

